先日、私が仕事をしている音楽大学の吹奏楽でレコーディングと演奏会がありました。
音大もコロナウイルスへの対策のため、前期期間はほとんどの授業がオンライン。実技科目の吹奏楽の授業などは、消毒やソーシャルディスタンスなどの対策を取りながら、9月になってようやく対面での授業が開始になりました。
合奏に求められるアンサンブルの技術は、対面でなければ得られないものが全て、と言っても過言ではありません。通常より短い対面授業で不足する部分を補うために、今年は定期演奏会(一般公開は感染対策のために無し)に加えて、レコーディングがおこなわれました。レコーディングは2日間、各日お昼から夜21時過ぎまでの長丁場。
色々と制約のある中での3ヶ月の授業、そしてレコーディングと本番、そうした大変な環境の中での音大生1人1人の成長と吹奏楽全体の音の向上には、目と耳を見張るものがありました。私もバリトンサックスで参加して、学生たちのサポートをしながら、自分でも色々勉強させてもらいました。
今回のレコーディングは、近々CDとして発売されるそうです。
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