先日、防音室に飾っている絵を入れ替えました。
これまで、約1年間飾っていた絵がこちら。
フランス、ストラスブール出身のレイモン・ヴァイデリッヒ(Raymond-Emile Waydelich, 1938-)というアーティストの『I LOVE AFRICA』という銅版画です。
何年も前に、私の母が「何だか惹かれて」購入したものの、飾る機会と場所がないまま眠っていたものを、Huitができたのを機に飾っていました。
そして、この冬に飾ったのが、こちら。
長野県諏訪市生まれの画家・グラフィックデザイナーの原田泰治さん(1940-)のリトグラフ。鳥取県の倉吉地区で、伐採した丸太を人と馬が一体となって引く、胴びきを描いた絵。作品そのものは1984年に描かれたもののようで、この「胴びき」というものが、現代でもおこなわれているのか、分かりません。しかし、冬の風景ながらも、温かみを感じさせてくれる絵です。
ちなみに、こちらは祖父の書斎に、祖父の亡き後20年近く、飾られたままになっていたもの。祖父は美術品を集めていたわけではないものの、どうやら物置にこういった絵もいくつかあるらしい。季節の変わり目に入れ替えもしながら、絵を飾ったスタジオの雰囲気を楽しんでいきたいと思います。
それにしても、絵ひとつで、部屋の雰囲気ががらっと変わります。音楽に携わる人間が何を今さら、という感じですが、芸術って面白いなあ。
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